天然石のレジンアクセサリー教室・講師の田村友莉子です。
「以前作った作品が、いつの間にか黄色っぽくなっている……」 そんな経験はありませんか?
レジン作品を作っている方なら一度は耳にしたことがある「黄変(おうへん)」という現象。
今日は、なぜこれが起こるのか、そしてどうすれば防げるのかについて詳しくお話しします!
黄変(おうへん)とは?
レジンの硬化物はもともと無色透明ですが、時間が経つにつれてだんだんと黄色っぽく変色してしまうことがあります。
この主な原因は、【樹脂の劣化】です。
黄変は樹脂そのものの性質なので、完全にゼロにすることは難しいのですが、工夫次第でそのスピードをうんと遅らせることができます。
黄変をできるだけ防ぐための3つのポイント
お気に入りの透明感を長く楽しむために、制作と保管の段階でできる対策を3つご紹介します。
1. 質のいいレジン液を選ぶ
そもそも、レジン液によって黄変のしやすさは全く違います。
一般的に、質の高いレジン液は黄変しにくいように成分が設計されています。
レジン液の質は価格にある程度比例することが多いので、永く残したい作品には、信頼できるメーカーのものを選びましょう!
2. 「しっかり硬化」を徹底する
意外と見落としがちなのが、硬化不足です。
中まで正しく硬化できていないと、樹脂が不安定な状態になり、劣化(黄変)が進みやすくなってしまいます。
正しい方法で、時間をかけてしっかりと硬化させることが大切です。
3. 保管環境に気をつける
作品の天敵は「紫外線・熱・水分」です。
特に日光は劣化を早める大きな要因。
作品を使わないときは、引き出しの中や箱の中など、光の当たらない場所にしまっておくのが理想的です。
作品の美しさを永く楽しむために
日常のちょっとしたケアで、作品の寿命は変わります。
美しさを保つための、大切な2つのポイントをお伝えしますね。
しまう前の「ひと拭き」を習慣に
お出かけに使った後は、目に見えない汗や皮脂、水分などが付着していることがあります。
これらも実は、樹脂の劣化を早める原因のひとつ。
収納する前に、柔らかい布でそっと優しく乾拭きしてあげると最高です。
材料の「鮮度」にも気を配る
意外と盲点なのが、レジン液自体の使用期限です。
開封してから時間が経ちすぎた古い液を使うと、完成したときには綺麗でも、その後の黄変スピードが早まってしまうことがあります。
材料も「鮮度がいい状態」で使い切ることを意識して、最高のコンディションで作品を仕上げてみてくださいね。
黄変はジワジワと進むものだからこそ、最初の「対策」がとっても大切。
手間をかけて作った大切な作品たちの透明な輝きを、一日でも永く楽しめますように!
最後までお読みいただきありがとうございました♡
