〚化学でレジンが分かる〛天然石のレジンアクセサリー教室 田村友莉子です。
レジン液11種類比較実験のまとめ、今回は「中・高粘度チーム」の6種類にフォーカスします!
元研究者の視点で、プロの制作に役立つスペックを1本ずつ解説していきますね。
※まとめ記事①「低粘度チーム」は、こちらの記事をご覧ください。

中・高粘度レジン液のメリット
とろみのある中・高粘度レジンは、こんなシーンで活躍します!
- 表面を「ぷっくり」と盛りたい
- フレームや空枠から液だれさせたくない
- モールドの中で色分けしたい、模様を表現したい
中・高粘度チーム:6種類の個別解説
販売用にも自信を持って使える高品質な液から、コスパ重視の液まで全6種です。
1. 星の雫(PADICO)
レジン液の中で1番有名なのはこちらでしょうか。
- 粘度は高め、何より硬化が圧倒的に速い!
- 速硬化なので封入物が多い人、着色する人にも向いている。
- 噂通り、反りは大きいので小さめ作品向き
- 色んなお店で買えるので、実店舗で買いたい人にもいい(その分のお値段というのもある)

2. 太陽の雫 UV-LED(PADICO)
今回の実験で「反りにくさNO.1」に輝いた実力派。
太陽の雫はUVというのもあるけどこちらはUV-LEDなのでお間違いなく。
- とにかく反らないので大きめ、長め作品にも使いやすそう。
- かなりバランス良き!!
- これで黄変しなかったら最高!?

3. Resin Lab(レジンラボ/清原)
スペックの高さに定評がある高品質レジンです。
- 硬化速度に特化。ほんとにパリッと固まる!
- 反りが気になる作品には不向き
- 中粘度で使えるレジンは意外と少なかったので、サラサラとぷっくりの間がいい人にはおすすめ
高級なので黄変しないことを信じております笑

4. パーフェクトレジン(エルベール)
バランスの取れた優等生タイプです。
- バランスが良い!!
- 特筆した欠点がなく、名前の通り「パーフェクト」な使い心地です。

5. 作家のためのレジン(Croccha)
一時期SNSで流行ったレジン液。
- どの項目もいまいちで選ぶ理由が無い、特に黄変が早すぎる
- ラベルが可愛くて毎月変わるので、パケ買いしたい人向け?

6. コードレジンα(レジン道)
グラム単価7円という驚異の低価格レジン。
- 高粘度で、とにかく硬化が遅い!着色派には不向き。
- ゆっくり硬化なのに反るのは残念
- とても安いので根気強く硬化させられる人向き

中・高粘度チームのレーダーチャート比較
それぞれのレーダーチャートをまとめて載せておきます。
(※チャートが外側に広がっているほど、黄変しにくく、反りにくく、価格が安く、硬化が速いことを表しています)
中・高粘度チームでまとめていますが、Resin Labと作家のためのレジンは中粘度、あとの4つは高粘度です。
これをみると特徴が見えてきて面白いですよね。

まとめ:こだわりの「盛り」を叶えるために
「絶対に反らせたくない大作には太陽の雫」「着色をする時には星の雫」といったように、性質を理解して使い分けることで、制作ストレスは劇的に減りますよ!
全2回にわたる粘度別解説、いかがでしたか?
化学的な根拠を知ることで、自信を持って「自分の相棒」を選べるようになります。
次回は、これら全てのデータを踏まえた「レジン液選びガイド・総まとめ」をお届けします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
各比較項目に関する詳細記事はこちらをご覧ください♡







