こんにちは。
天然石のレジンアクセサリー教室、田村友莉子です。
今日は、レジンアクセサリーを綺麗に仕上げるために欠かせない「モールド」について。
新品のモールドを使ったときはツルツルに仕上がるのに、使っているうちに「なんだか表面がザラザラしてきた」「以前より綺麗に仕上がらなくなった」と感じることがあります。
モールドは消耗品ですが、使い方を少し意識することで、綺麗な状態を長く保つことができます。
今回は、レジンモールドを綺麗に仕上げるためのコツから、モールドを傷めるNG行動、交換の目安、お手入れ・保管方法までご紹介します。
モールドの素材と「鏡面仕上げ」
レジン用のモールドにはさまざまな素材がありますが、作品の表面を綺麗に仕上げるためには、モールドの表面状態がとても重要です。
鏡のように滑らかに仕上げられた「鏡面」のモールドを使うことで、レジンの表面もツルッとした綺麗な仕上がりになります。
逆に、モールドの表面がざらざらだと、その状態が作品に反映されてレジンの表面もざらざらになります。
ただ、最後にコーティングをする方は鏡面仕上げでなくても問題ないですね。
モールドで綺麗に仕上げる4つのコツ
1.使用前にマスキングテープで掃除する
モールドに埃や小さなゴミが付いていると、そのまま作品の表面に影響してしまいます。
使用前にマスキングテープをぺたぺたして、表面の埃を取り除いておきましょう。
2.レジンは層に分けて硬化する
深さのあるモールドにレジンを一度にたくさん入れると、光が奥まで届きにくくなり、硬化不良の原因になることがあります。
一度に大量に入れるのではなく、少しずつ層に分けて硬化することで、より確実に硬化させることができます。
3.レジンの量はモールドの上面にぴったりに
レジンを入れすぎてモールドから溢れると、硬化後に「バリ」ができて後処理が大変になります。
もし溢れてしまった場合は、ライトを当てる前に細い棒などで薄く広げておくと、後の修正がしやすくなります。
4.最後は裏返して照射する
最後の仕上げにモールドを裏返し、裏側からもライトを当てます。
底面側までしっかり光を当てることで、硬化をより確実にすることができます。
モールドはいつまで使える?交換の目安
「モールドが少し曇ってきたけれど、まだ使える?」
モールドは、見た目だけで「もう使えない」と判断するのではなく、実際に作品がどのように仕上がるかを目安にすると分かりやすいです。
表面のザラつきや傷が作品に転写されるようになったり、形が変形して綺麗に仕上がらなくなったりしたら、交換を考えるタイミングです。
反対に、多少の変化があっても作品の仕上がりに問題がなければ、まだ使用できる場合もあります。
モールドを痛める3つのNG行動
モールドを長持ちさせるためには、劣化を防ぐだけでなく、物理的に傷をつけないことも大切です。
NG① モールドの中で固めすぎる
必要以上に長時間照射すると、モールドへの負担が大きくなります。
特に、硬化したレジンをモールドから外すときに負担がかかりやすくなるため、必要な時間以上に照射し続けないようにしましょう。
仕上げの完全硬化は、モールドから外して行うのがおすすめ。
NG② とがったもので触る
爪楊枝やピンなど、とがったものをモールドに直接当てると、表面に細かな傷がつくことがあります。
その傷が作品の表面に転写されることもあるので注意しましょう。
NG③ 無理に剥がす
レジンがモールドから外れにくいときに、無理に引っ張ったり、道具を差し込んだりするのもモールドを傷める原因になります。
焦らず、モールドを必要以上に伸ばしたり傷つけたりしないように、少しずつ脱型しましょう。
モールドを長持ちさせるには
モールドは消耗品なので、永久に使えるものではありません。
だからこそ、「必要以上に負担をかけない」ことが長持ちさせるポイントです。
特に、モールドに入れたまま長時間照射し続けないこと。
仕上げの硬化はモールドから外した状態で行うことで、モールドへの負担を減らすことができます。
お手入れ
モールドを綺麗に保とうとして、使用するたびに何度も拭き取る必要はありません。
むしろ、毎回強くこすったり、必要以上に拭いたりすることで、モールドの表面に負担をかけてしまうことがあります。
埃やレジンの付着など、汚れが気になったときに優しくお手入れするくらいでOKです。
モールドの保管方法
モールドは光や熱、埃などの影響を受けるため、使用しないときはできるだけ光の当たらない場所で保管しましょう。
箱や蓋付きのケース、扉付きの棚など、埃がつきにくい場所がおすすめです。
モールドは「作品の仕上がり」を左右する道具
レジン作品を綺麗に仕上げるためには、レジンの種類や硬化条件だけでなく、モールドの状態や使い方も大切です。
・使用前に埃を取る
・レジンは必要に応じて層に分ける
・入れる量を調整する
・最後は裏面からも照射する
・必要以上に固めない
・とがったものを当てない
・無理に脱型しない
・光や埃を避けて保管する
こうした小さなことの積み重ねが、作品の仕上がりとモールドの寿命につながります。
お気に入りのモールドを長く使うためにも、ぜひ普段の使い方を見直してみてください。
詳しい解説は、YouTube動画でもご紹介していますのでぜひ合わせてご覧ください。
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